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: 実装 : 座標系およびその他の基本要素 : 実装   目次

座標変換テンソル

各座標系 $ \mathcal{CS} $ は、座標変換テンソル $ [ P ] $ を定義する。


$\displaystyle P_{ij}
=
\{ \bar{e} \} _i \cdot \{ e \} _j$     (2.2)

すなわち、


$\displaystyle P_{ij}
=
\left[ \begin{array}{ccc}
\bar{e}_{00} & \bar{e}_{01} & ...
...\bar{e}_{12} \\
\bar{e}_{20} & \bar{e}_{21} & \bar{e}_{22}
\end{array} \right]$     (2.3)

ここで、 $ \{ e \} _i$ は、グローバル座標系の基底ベクトル、 $ \{ \bar{e} \} _i$ は、この座標系の基底ベクトルである。

$\bar{e}_{ij}$ は、 座標系 $ \mathcal{CS} $ の基底ベクトル $ \{ \bar{e} \} _i$$j$ 成分である。 座標変換テンソル $ [ P ] $ は直交テンソルである。

座標変換テンソル $ [ P ] $ は、 座標系の操作として実装する。





Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日