厚みはスカラーである。
もし、純粋な二次元問題の場合、 厚みはすべての領域で1.0となる。
一方、 もし、二次元の薄板問題の場合、 任意の有限な値が設定される。 この値は、一般に平面方向の寸法に比べて小さな値である。 これは、要素ごと、あるいは、節点ごとに厚みを設定することで可能となる。
一般には、厚みは要素ごとに設定される。 あるいは、複数の要素をグループ化し、 それらが共有する要素プロパティ(幾何プロパティ)として登録されることも多い。
一方、 もし、節点ごとに厚みを設定する場合には、 厚みを要素の補間関数によって補間することにより、 よりスムーズな近似が可能である。