二次元アイソパラメトリック要素には、 ワイヤーフレーム形状(トラス、ビームなど)、 とボリューム形状の要素が存在する。 ワイヤーフレーム形状は線分であり、 ボリューム形状としては三角形と四辺形がある。
以下では、 要素 とし、 その境界を 、積分点を とする。 要素の境界は、具体的には、 頂点 や辺 である。
また、 要素の節点を 、 これら各節点における自由度を で表す。
各要素は材料 を持つ。 それとは別に、 解析モデル全体に関するグローバルな情報が存在し、これを で表す。
なお、 厚みは、解析対象が薄板状の場合(二次元の薄板問題)に考慮する必要がある。 例えば、構造解析の平面応力問題である。 一方、純粋な二次元問題では、すべての領域でこれを1.0とおく。 例えば、構造解析の平面歪み問題や、 その他多くの場の問題における二次元問題である。