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: 自然座標 : 有限要素法編 : ニュートン・コーツ積分   目次

二次元アイソパラメトリック要素

二次元アイソパラメトリック要素には、 ワイヤーフレーム形状(トラス、ビームなど)、 とボリューム形状の要素が存在する。 ワイヤーフレーム形状は線分であり、 ボリューム形状としては三角形と四辺形がある。

以下では、 要素 $Ie, Je$ とし、 その境界を $Ib, Jb$ 、積分点を $Ip, Jp$ とする。 要素の境界は、具体的には、 頂点 $Ivertex, Jvertex$ や辺 $Iedge, Jedge$ である。

また、 要素の節点を $In, Jn$ 、 これら各節点における自由度を $Id, Jd$ で表す。

各要素は材料 $Im, Jm$ を持つ。 それとは別に、 解析モデル全体に関するグローバルな情報が存在し、これを $Ig, Jg$ で表す。

なお、 厚みは、解析対象が薄板状の場合(二次元の薄板問題)に考慮する必要がある。 例えば、構造解析の平面応力問題である。 一方、純粋な二次元問題では、すべての領域でこれを1.0とおく。 例えば、構造解析の平面歪み問題や、 その他多くの場の問題における二次元問題である。





Hiroshi KAWAI 平成15年8月11日