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: 実装 : 四面体 : 自然座標   目次

領域積分

要素 $Ie$ における 関数 $ {}^{t} f$ について、


$\displaystyle {}^{t} f = f ( \! ( \{ \xi \} ) \! )$     (5.64)

その領域積分は、


    $\displaystyle \int_{V_{(Ie)}}
{}^{t} f
\mathrm{d} V$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \int_0^1 \int_0^{1-\zeta} \int_0^{1-\eta-\zeta}
{}^{t} f J^V
\mathrm{d} \xi \mathrm{d} \eta \mathrm{d} \zeta$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \sum_{Ip}
w_{(Ip)}
f ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )
J^V ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )$  

ここで、 体積積分の変換子 $J^V$ は、 Jacobianのdeterminantの $1/6$ 、すなわち、四面体の体積となり、


$\displaystyle J^V
=
J^V ( \! ( \{ \xi \} ) \! )
=
1/6 \mathrm{det} \; \frac{ \partial \{ x \} }{ \partial \{ \xi \} }$     (5.65)

$ \{ \xi \} _{(Ip)}$ は、四面体の積分点 $Ip$ の自然座標、 $w_{(Ip)}$ は、その重み係数である。

各方向の数値積分の座標と重みについては、 「数値積分」「ガウス積分」「四面体」を参照。





Hiroshi KAWAI 平成15年8月11日