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: 実装 : 3階のテンソル : 解説   目次

座標変換

2つの座標系間の3階テンソルの座標変換ができる。

あるローカル座標系の基底ベクトルを $ \{ \bar{e} \} _r$ とする。 3階テンソル $ [ B ] $ のグローバル座標系での成分が $B_{ijk}$ に対し、 そのローカル座標系での成分を $\bar{B}_{rst}$ とする。


$\displaystyle [[ B ]
=
B_{ijk} \{ e \} _i \otimes \{ e \} _j \otimes \{ e \} _k...
...bar{B}_{rst} \{ \bar{e} \} _r
\otimes \{ \bar{e} \} _s \otimes \{ \bar{e} \} _t$     (2.145)

のとき、


$\displaystyle \bar{B}_{rst} = P_{ri} P_{sj} P_{tk} B_{ijk}$     (2.146)


$\displaystyle B_{ijk} = P_{ir} P_{js} P_{kt} \bar{B}_{rst}$     (2.147)

ここで、 $P_{ij}$はローカル座標系の座標変換テンソルであり、 2.2 を参照。

これらの変換は、算術演算として実装できる。





Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日