もし、2次元の薄板問題の場合、 有限、かつ、場所により可変の厚みを考慮する必要がある。 一方、 もし、純粋な2次元問題の場合、 厚みはすべての領域で1となる。
厚みを とする。 これは時間に依存しない。 (すなわち、構造解析では微小歪みを仮定している。)
(5.6) |
ここで、 は、節点 での厚みである。
ここでは、厚みは各要素の各節点に指定しているが、 一般には、 各節点ごとに指定して複数の要素間で共有したり、 または、 要素内一定として各要素ごとに指定することもできる。 あるいは、複数の要素をグループ化し、 それらが共有する要素プロパティ(幾何学プロパティ)として 登録されることも多い。