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: 実装 : 2次元アイソパラメトリック要素 : ベクトル未知数   目次

ベクトル未知数の補間 $ {}^{t} \{ u \} $

自然座標 $ \{ \xi \} $ におけるベクトル未知数 $ {}^{t} \{ u \} $ は、


$\displaystyle {}^{t} \{ u \}$ $\textstyle =$ $\displaystyle \{ u \} ( \! ( \{ \xi \} ) \! )$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \sum_{In} \sum_{Id}
{}^{t} U_{(In Id)} {}^{t} \{ N \} _{(In Id)}$ (5.17)

ここで、 $ {}^{t} U_{(In Id)}$ は 節点 $In$ 自由度 $Id$ での ベクトル未知数の一般化自由度である。

また、 $ {}^{t} \{ N \} _{(In Id)}$ は 節点 $In$ 自由度 $Id$ での補間関数ベクトルであり、 要素タイプごとにそれぞれ 形状関数 $N_{(In)}$ やその他の付加情報などを用いて定められる。

もし、 ベクトル未知数の自由度が各軸方向の2成分により表現される場合、 $Id = 0 \sim 1$ であるから、 補間関数ベクトル $ {}^{t} \{ N \} _{(In Id)}$ は、 時間に依存せず、


$\displaystyle {}^{t} \{ N \} _{(In Id)}$ $\textstyle =$ $\displaystyle \{ N \} _{(In Id)} ( \! ( \{ \xi \} ) \! )$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle N_{(In)} \{ e \} _{Id}$ (5.18)

ここで、 $ \{ e \} _{Id} = \{ e \} _x, \{ e \} _y$ は それぞれx, y軸方向の単位ベクトルである。



Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日