next up previous contents
: 実装 : 歪みと歪速度 : 歪みと歪速度   目次

歪みテンソル

Green-Lagrange歪みテンソル Green-Lagrange strain tensor $ {}_{o}^{t} [ E ] $ は、 対称テンソルであり、


$\displaystyle {}_{o}^{t} [ E ]
=
\mathrm{sym} \; { {}_{o}^{t} [ Z ] }
+ 1/2 { {}_{o}^{t} [ Z ] } ^ { T } \cdot {}_{o}^{t} [ Z ]$     (6.48)

これは未知量である。

その具体的な形は、次元のタイプによってそれぞれ定義される。 もし、3次元問題の場合、 3次元テンソル量を用いる。 もし、2次元問題の場合、 2次元テンソル量を用いる。 もし、軸対称問題の場合、 x, y成分は2次元テンソルで計算し、 zz成分については、 $\frac{ {}^{t} u_x}{X}$ とする。

Almansi歪みテンソル Almansi strain tensor $ {}^{t} [ A ] $ は、 対称テンソルであり、


$\displaystyle {}^{t} [ A ]
=
\mathrm{sym} \; { {}^{t} [ Y ] }
- 1/2 { {}^{t} [ Y ] } ^ { T } \cdot {}^{t} [ Y ]$     (6.49)

これは未知量である。

その具体的な形は、次元のタイプによってそれぞれ定義される。 もし、3次元問題の場合、 3次元テンソル量を用いる。 もし、2次元問題の場合、 2次元テンソル量を用いる。 もし、軸対称問題の場合、 x, y成分は2次元テンソルで計算し、 zz成分については、 $\frac{ {}^{t} u_x}{ {}^{t} x}$ とする。





Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日