時刻 の基準配置における物質点
を起点とする
任意の微小ベクトル
および
が、
変形後、時刻
の現配置において、
、
になったとする。
これらの微小ベクトルの変形前後での内積の差は、
右Cauchy-Green変形テンソル
と
左Cauchy-Green変形テンソル
によって
以下のように表すことができる。
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|||
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||
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(6.50) |
これらの量は、
もし
ならば、長さの変化を表わし、
さもなくば、角度変化を表わすため、
歪みの尺度として用いることができる。
したがって、Green-Lagrange歪みテンソルとAlmansi歪みテンソルが
以下のように定義される。
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(6.51) |
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(6.52) |
Green-Lagrange歪みテンソルとAlmansi歪みテンソルとの関係は、
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(6.53) |
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(6.54) |