微小変形の線形弾性問題での 仮想仕事の原理式 principle of virtual work は、
(7.11) |
ここで、 は仮想変位、 は仮想歪み である。
この仮想仕事項に、応力歪み式 7.1 を代入すると、
なお、ここで用いられている変数としては、 材料定数 、 および、 荷重 、 、 、 は既知であり、 、 は未知であり、 一方、 は任意の値をとり、 は より導出される。
また、静的問題の場合には、 慣性力項を無視することにより、
この場合、未知数は だけになる。