３次元ワイヤーフレーム

ここでは、 ３次元ワイヤーフレーム問題を仮定する。

ベクトル量、テンソル量を３次元で表現する。

ワイヤーフレーム上において定義される局所ワイヤーフレーム座標系における 熱伝導率テンソル $[ \lambda^{lw} ]$ は、

$$\lambda^{lw}_{xx} = \lambda$$ (10.14)

全体座標系における熱伝導率テンソル $[ \lambda ]$ は、 局所ワイヤーフレーム座標系におけるもの $[ \lambda^{lw} ]$ を 座標変換することによって得られる。 このとき必要な座標変換テンソルは、 局所ワイヤーフレーム座標系の３つの基底ベクトル、 ${}^{t} \{ V^x \}$、 ${}^{t} \{ V^y \}$、 ${}^{t} \{ V^z \}$ より計算される。