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動的陽解法:中央差分法

中央差分法は陽解法の一種である。

質量行列と減衰行列はランプ化(集中化)され、対角行列として扱われる。 これらが対角化されているので、 各ステップの計算はきわめて効率的である。

しかし、 陽解法では時間ステップの取り方に制限があり、 これを小さくとる必要がある。 陰解法に比べ非常に多くの時間ステップを要する。 したがって、 一般に、 陽解法は短時間の瞬間的な現象(例えば衝撃問題)を 解析する際に用いられることが多い。





Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日