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: 稜線上の積分:単位長さ当り : 四辺形 : 中央面上の積分:単位面積当り   目次

中央面上の積分:法線方向指定の単位面積当りベクトル量

要素 $Ie$ において、 関数 $ {}^{t} f$ を 単位面積当りのベクトル量の法線成分を表すスカラー関数であるとする。


$\displaystyle {}^{t} f = f ( \! ( \{ \xi \} ) \! )$     (5.53)

また、 面の法線方向の単位ベクトル $ \{ n \} $ は、


$\displaystyle \{ n \}
=
\{ n \} ( \! ( \{ \xi \} ) \! )
=
\frac{
\frac{ \partia...
... \partial \xi } \times \frac{ \partial \{ x \} }{ \partial \eta } \right\vert
}$     (5.54)

したがって、 要素の中央面上の積分は、以下のように表される。


    $\displaystyle \int_{S_{(Ie)}}
{}^{t} f
\mathrm{d} S$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \int_{-1}^1 \int_{-1}^1
{}^{t} f \{ J^S \}
\mathrm{d} \xi \mathrm{d} \eta$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \sum_{(Ip)}
w_{(Ip)}
f ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )
\{ J^S \} ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )$  

ここで、 境界積分の変換子 $ \{ J^S \} $ は、


$\displaystyle \{ J^S \}
=
\{ J^S \} ( \! ( \{ \xi \} ) \! )
=
\frac{ \partial \{ x \} }{ \partial \xi } \times \frac{ \partial \{ x \} }{ \partial \eta }$     (5.55)

各方向の数値積分の座標と重みについては、 前パラグラフを参照。



Hiroshi KAWAI 平成15年8月11日