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表面上の積分

要素 $Ie$ 境界表面 $Iface$ における 関数 $ {}^{t} f$ について、


$\displaystyle {}^{t} f = f ( \! ( \{ \xi \} ) \! )$     (5.71)

その積分は、 $\xi = \pm 1, \eta = \pm 1, \zeta = \pm 1$ の表面についてそれぞれ 以下のように定義される。

$\xi = \pm 1$ の表面の場合、


    $\displaystyle \int_{S_{(Iface)}}
{}^{t} f
\mathrm{d} S$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \int_{-1}^1 \int_{-1}^1
{}^{t} f J^S
\mathrm{d} \eta \mathrm{d} \zeta$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \sum_{Ip}
w_{(Ip)}
f ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )
J^S ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )$  

ここで、 表面積分の変換子 $J^S$ は、


$\displaystyle J^S
=
J^S ( \! ( \{ \xi \} ) \! )
=
\left\vert \frac{ \partial \{...
... \partial \eta } \times \frac{ \partial \{ x \} }{ \partial \zeta } \right\vert$     (5.72)

$ \{ \xi \} _{(Ip)}$ は、 表面 $\xi = \pm 1$ 上に存在する 四辺形の積分点 $Ip$ の自然座標、 $w_{(Ip)}$ は、その重み係数である。

各方向の数値積分の座標と重みについては、 「数値積分」「ガウス積分」「四辺形」を参照。

$\eta = \pm 1$ の表面の場合、


    $\displaystyle \int_{S_{(Iface)}}
{}^{t} f
\mathrm{d} S$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \int_{-1}^1 \int_{-1}^1
{}^{t} f J^S
\mathrm{d} \zeta \mathrm{d} \xi$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \sum_{Ip}
w_{(Ip)}
f ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )
J^S ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )$  

ここで、 表面積分の変換子 $J^S$ は、


$\displaystyle J^S
=
J^S ( \! ( \{ \xi \} ) \! )
=
\left\vert \frac{ \partial \{...
...{ \partial \zeta } \times \frac{ \partial \{ x \} }{ \partial \xi } \right\vert$     (5.73)

$ \{ \xi \} _{(Ip)}$ は、 表面 $\eta = \pm 1$ 上に存在する 四辺形の積分点 $Ip$ の自然座標、 $w_{(Ip)}$ は、その重み係数である。

各方向の数値積分の座標と重みについては、 「数値積分」「ガウス積分」「四辺形」を参照。

$\zeta = \pm 1$ の表面の場合、


    $\displaystyle \int_{S_{(Iface)}}
{}^{t} f
\mathrm{d} S$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \int_{-1}^1 \int_{-1}^1
{}^{t} f J^S
\mathrm{d} \xi \mathrm{d} \eta$  
  $\textstyle =$ $\displaystyle \sum_{Ip}
w_{(Ip)}
f ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )
J^S ( \! ( \{ \xi \} _{(Ip)} ) \! )$  

ここで、 表面積分の変換子 $J^S$ は、


$\displaystyle J^S
=
J^S ( \! ( \{ \xi \} ) \! )
=
\left\vert \frac{ \partial \{...
...}{ \partial \xi } \times \frac{ \partial \{ x \} }{ \partial \eta } \right\vert$     (5.74)

$ \{ \xi \} _{(Ip)}$ は、 表面 $\zeta = \pm 1$ 上に存在する 四辺形の積分点 $Ip$ の自然座標、 $w_{(Ip)}$ は、その重み係数である。

各方向の数値積分の座標と重みについては、 「数値積分」「ガウス積分」「四辺形」を参照。




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Hiroshi KAWAI 平成15年8月11日