ある基準時刻 における物体の配置を 基準配置 reference configuration とし、 一方、 その物質の現時刻 での配置を現配置 current configuration と呼ぶ、
基準時刻 の物質点の位置ベクトルを とする。 これは既知量であり、 各節点上に節点座標として配置される。
物質点の時刻 から までの変位ベクトルを とする。 これは未知量であり、 各節点上にその自由度が配置され、拘束条件が一部の自由度に指定される。 もし、動解析の場合、 初期条件が全自由度に指定される。
現時刻 での物質点 の位置ベクトル は、
もし、動解析の場合、 これは未知量である。
現時刻 での物質点 の変位増分ベクトルを とする。 もし、非線型解析の場合、 これは未知量である。 各節点上にその自由度が配置される。この拘束条件は変位 の 拘束条件から計算される。
速度ベクトル は、
もし、動解析の場合、 これは未知量である。 各節点上にその自由度が配置され、初期条件が全自由度に指定される。
加速度ベクトル は、
もし、動解析の場合、 これは未知量である。 各節点上にその自由度が配置される。