と との関係は、
(6.4) |
したがって、その逆関係が存在し、
(6.5) |
基準時刻 では、
(6.6) |
連続体における任意の物理量 の場 field とその変化を または で表すことができる。 前者を物質表示 material description またはLagrange表示、 後者を空間表示 spatial description またはEuler表示と呼ぶ。
物理量 の場の時間微分として、 物質時間導関数 material time derivative と 空間時間導関数 spatial time derivative とがある。 固体力学では主に前者が用いられ、 または として表す。
速度ベクトル は、 物質点 の現時刻 での位置ベクトル の 物質時間導関数であり、 これはまた、変位ベクトル の物質時間導関数でもある。 加速度ベクトル はこの物質時間導関数である。