時刻
の基準配置における物質点
および
その近傍の点
は、
現時点
において
および
の位置を占める。
が微小であれば、
| (6.10) |
は
に対し線形となり、
以下の線形変換を定義できる。
| (6.11) |
と
との関係が連続であるためには、
変形勾配のdeterminantは0になってはならず、
| (6.12) |
基準配置における変位
の勾配
を
変位勾配テンソル displacement gradient tensor と呼ぶ。
| (6.13) |
現配置における変位の勾配
を用いると、
| (6.14) |
変形勾配
との関係は、
| (6.15) |
任意時刻
として、
時刻
を基準とする現時刻
の
変形勾配を
、
時刻
を基準とする現時刻
の
変形勾配を
とすると、
これらの関係は、
| (6.16) |
基準時刻
、現時刻
の変形勾配を
とすると、
| (6.17) |
基準時刻
、現時刻
の変形勾配を
とすると、
| (6.18) |
次に、変形勾配の物質時間導関数
を求める。
相対変形勾配
の時刻
に関する
物質時間導関数
を
時刻
で評価すると、
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(6.19) |