total Lagrange法に基づく歪み変位関係は、 材料の線形非線型を問わず、増分型が用いられる。
Green-Lagrange歪み増分と変位増分との関係は、 式 6.48 より、
ここで、 はGreen-Lagrange歪み増分、 は変位勾配増分である。
その具体的な形は、次元のタイプによってそれぞれ定義される。 もし、3次元問題の場合、 3次元テンソル量を用いる。 もし、2次元問題の場合、 2次元テンソル量を用いる。 もし、軸対称問題の場合、 x, y成分は二次元テンソルで計算し、 zz成分については、 とする。