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: 応力歪み関係 : updated Lagrange法 : updated Lagrange法   目次

歪み変位関係

updated Lagrange法に基づく歪み変位関係は、 材料の線形非線型を問わず、増分型が用いられる。

Green-Lagrange歪み増分と変位増分との関係は、 式 6.68 より、


$\displaystyle \mathrm{d} {}_{t}^{t} [ E ]
=
\mathrm{d} t {}^{t} [ D ]
=
\mathrm...
...{ \mathrm{d} {}_{t}^{t} [ Z ] }
=
\mathrm{sym} \; { \mathrm{d} t {}^{t} [ L ] }$     (7.60)

ここで、 $ \mathrm{d} t {}^{t} [ D ] = \mathrm{d} t {}_{t}^{t} [ E ] $ は 変形速度に対応する増分、 $ \mathrm{d} t {}^{t} [ L ] = \mathrm{d} t {}_{t}^{t} [ Z ]
= \left[ \frac{ \partial \mathrm{d} t {}^{t} \{ u \} }{ \partial {}^{t} \{ x \} } \right] $は 速度勾配に対応する増分である。

その具体的な形は、次元のタイプによってそれぞれ定義される。 もし、3次元問題の場合、 3次元テンソル量を用いる。 もし、2次元問題の場合、 2次元テンソル量を用いる。 もし、軸対称問題の場合、 x, y成分は2次元テンソルで計算し、 zz成分については、 $\frac{ \mathrm{d} {}^{t} u_x}{ {}^{t} x}$ とする。



Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日