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: 既知変数 : 微小変形の線形弾性 : 解説   目次

幾何学的境界条件

変位境界条件 displacement boundary condition は既知量であり、 任意の節点上の任意の変位自由度のスカラー値を指定するか、 または、 任意の複数の変位自由度間の線形関係を指定する。

変位の既定値は 各自由度ごとに独立に定義することができる。 一般に既定値ゼロの場合を拘束 constraint, restraint (あるいは単点拘束 single point constraint)、 既定値が非ゼロの場合を強制変位 enforced displacement と呼ぶ。 また、複数の自由度間の線形関係が指定されることもあり、 これを多点拘束 multiple point constraint と呼ぶ。 特に、x、y、z軸以外の任意方向に対する拘束などは、 同一点内の複数自由度間の線形関係を指定する。





Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日