微小変形弾塑性問題での有限要素離散化式は、 動的問題については、線型で二次の常微分連立方程式であり、 静的問題については、線型の連立一次方程式である。
動的問題において、
ここで、 は全体剛性行列、
(11.18) |
は全体減衰行列、
(11.19) |
は全体質量行列である。
(11.20) |
全体外力項ベクトル として、
(11.21) |
は全体体積力項ベクトル、
(11.22) |
は全体初期歪み項ベクトル、
(11.23) |
は全体初期応力項ベクトル、
(11.24) |
は全体分布荷重項ベクトル、
(11.25) |
は全体圧力荷重項ベクトル、
(11.26) |
は全体集中荷重項ベクトルである。
一方、 静的問題では、
ここで、 外力項 は定数となり、時間に依存しなくなる。