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: 平衡方程式 : 固体の境界値問題 : 解説   目次

幾何学非線形

幾何学非線形問題では、 変位や歪みの大きさが無視できず、 歪み変位関係が非線型になる(有限変形、有限歪み)。 そのため、 歪みとしてGreen-Lagrange歪みまたはAlmansi歪み、 応力としてCauchy応力のほかに、 Kirchhoff応力、第1および第2Piola-Kirchhoff応力など、 また歪みおよび応力について各種客観速度が用いられる。

もし、変形は有限であるが歪みが微小であると仮定できるとすると (有限変形、微小歪み)、 変形勾配は剛体回転成分が大部分を占めるので、 各種の客観速度は同一視できるようになる。





Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日