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: 動解析 : 静解析 : 静解析   目次

処理

剛性行列 $ [ \mathbf{ K } ] $ と外力項ベクトル $ \{ \mathbf{ F } \} $ を評価する。 変位拘束条件のもとで、 静的な有限要素離散化式 11.27 を変位 $ \{ \mathbf{ U } \} $ について解く。 「連立一次方程式」を参照。 変位ベクトル $ \{ \mathbf{ U } \} $ を解ベクトル $ \{ \mathbf{ X } \} $ に、 剛性行列 $ [ \mathbf{ K } ] $ を解の係数行列 $ [ \mathbf{ A } ] $ に、 外力項ベクトル $ \{ \mathbf{ F } \} $ を右辺項ベクトル $ \{ \mathbf{ D } \} $ に、 それぞれ当てはめる。

変位 $ \{ \mathbf{ U } \} $ が求まった後で、 各要素ごとに、歪みと応力を求める。

歪み変位式 6.75 より、変位から全歪みを求める。

応力歪み式 7.1 より、全歪みおよび初期歪み、初期応力から応力を求める。



Hiroshi KAWAI 平成15年4月19日