ガウス積分では、 多項式関数の数値積分結果が厳密積分と一致した上で、 その積分区間上の積分点数が最小となるように、 積分点の位置およびそれぞれの重み係数を選択する。
まず、 一次元の線分区間 における 多項式 のガウス積分は以下のようになる。
(3.1) |
このとき、 必要な積分点 の総数および、 各積分点の位置 と重み係数 は、 積分される多項式 の次数により決定される。
また、これを用いて、 二次元長方形領域 、 や、 三次元直方体領域 、 、 へ 適用することができる。
さらに、二次元の三角形領域、三次元の四面体領域については、 それら向けに特別に選択された積分点のセットが存在する。